過去問はインプット教材

「過去問=自分の実力を知る物差し」という考え方があり、実際自分もそう思っていて、今年過去問に手をつけたのは6月に入ってからでした。
でも今では、それでは遅すぎて、その学科の学習を一通り終えたら(たとえば、通学の講義が終わったら)、過去問を解いて、その後も何度でも過去問を回転させる、ということをすればよかったと思っています*1
また、「直前期は新しい教材に手を出すな」という鉄則に基づき、見直しをする既存の教材のメインも過去問が最適ですね。私は、試験の前日の金曜日に、16年過去問を全科目解いて、「このレベルの問題なら大丈夫」という自己暗示をかけて本試験に臨みました。その結果、科目別合格制なら6科目で合格、という得点をすることができました*2
「それでは、答えを覚えてしまうので意味がない」と考えもありますが、答えを覚えることもある意味重要だし、答えを覚えてしまったら、関連知識を増やして、次は自分で問題の解説ができるレベルにすればいいだけです。
さらに、次のステージとしては、「最も不適切なものはどれか」問題は「二次試験の『いくつかあげよ』問題の練習にはもってこい」という異端児さんの目ウロコ指摘を実践する、という活用方法もあります。
2006年対策として、基礎を固めたら、月一くらいで過去問(3年分)を回したいと思って、「ドンと来い!過去問」状態にしたいと思います。

*1:「過去問=物差し」なら、この回転での得点アップを物差しにすべきです

*2:2科目不合格点だから、ダメダメですが・・・